Dec 09, 2004

帝国海軍の落日

今日は63回目の真珠湾攻撃記念日(?)ですね。
・・・って、この日記をページにアップする頃には、すでに昨日の話になってしまっていると思いますが、今テキストエディタでこの文章を書いているのは、ちゃんと8日の夜なんですよ。

ちなみに、63年目という中途半端な数字がダメなのか、テレビ等のマスコミでは真珠湾攻撃やら太平洋戦争に関して、全く取り上げられていません。
やはり来年迎える日韓国交樹立60周年の方が、マスコミ的には大事なのでしょうけども(笑)

太平洋戦争といえば、私は小学生くらいからミリタリー好きでした。
ミリタリー好きっても、小学生レベルの話ですので、

「戦艦大和は無敵の戦艦でハァハァ」
「零戦(ゼロ戦と言ってはいけない(笑))は世界最強の戦闘機だ~」
「エースパイロットを集めて紫電改を装備した三四三空は無敵だ!」
「帝国海軍は正義!帝国陸軍は悪だ!しかも戦車が弱すぎるし。」
「アメリカ製の戦闘機はみんなデブでカッコ悪い。」
「ミッドウェー海戦でのちょっとしたミスがな無ければっ!」


・・・という、よくありがちな理解をしていた、まぁそんなレベルの小学生でした(笑)

そんな私も歳を取り、余計な知識を吸収したり、嗜好も変化してしまい、

「戦艦扶桑の艦橋が最高にセクシーでハァハァ」
「零式水上観測機のフォルムが可愛らしくて萌え~」
「彗星夜戦で頑張ってた芙蓉部隊ってすごいよな!」
「九七式中戦車は実は優秀な歩兵戦車!よく見ると格好いいし。」
「フィンランド空軍のF2Aが格好良すぎて困ります。」
「ソロモン海域での一連の海戦が熱すぎるっ!」


・・・といった感じで、幼い頃の純粋な気持ちを、いろんな意味で失っておりますが(;´Д`)

でも、そんな純粋な気持ちを失ってしまった私と言えど、やはり戦艦大和をカッコイイと思う気持ちは永遠に失われる事はないんですよ。
(まぁ、宇宙戦艦ヤマト好きが影響しており事も大きいですが(笑))

そんなわけで私、タカラの『連斬模型戦艦大和』は、当然買っております。

最初は「これ、結局2800円で大和の完成品おもちゃ買うのと同じ事だろ?
しかも、中身がよくわからずに、同じ物買ってダブる可能性だって高いのに…」

と、若干否定的だった私ですが、コンビニ店頭で売っているのを見つけた瞬間、気が付いたら買っていたという感じで(汗)
しかも、あまりの出来の良さに欲しい欲しいスピリッツがMAXに上昇してしまい、1つで物足らずに、あちこちの店を探し回り(最初のコンビニでは私が買ったのが最後だった)、もう一つ追加で買ってしまうありさまで。

幸い、ダブることなく欲しかった『竣工時大和』と『最終時大和』が両方とも手に入って、ウハウハなのですが、ドラクエ8(7500円)を買うかどうかさんざん悩んで、結局おこずかいが足りなくなると買わなかったくせに、2隻合わせて5600円もするこいつはなんの躊躇もなく買ってしまっていたわけで、頭に血が上った人間の物欲とは恐ろしいものです(まるで人事(;´Д`) )

確かに単純に精密さ具合を考えると、プラモデルを買った方が良いわけですが、ギミックを期待できない艦船モデルで、これほどギミック満載な物を出されると、買わないわけにはいかないじゃないですか?
機銃砲塔も、いくつかは固定されていますが、ほとんどが左右に旋回しますので「2時方向に敵機!対空射撃開始!バババババッ!」とか言って遊べるじゃないですか?
これはもう、これ以上男心をくすぐる艦船模型なんてありえないっつーの!ヽ(`Д´)ノ

とはいえ、実際に声に出して遊んでいるところをポル嫁に見られたら、あっという間に離婚されそうなので、実際には机の上に置いているのを眺めつつ、脳内で遊んでいるわけですが(笑)

さて、そんな感じで大和ライフを楽しんでいたある日、私は机の上に大和を出しっぱなしにしたまま出勤しました。
夜になって帰宅すると、そこには文字どおりバラバラになった大和の姿がっ!(;´Д`)

「引っかけて落としちゃったらバラバラになって、窓開けていたんでベランダまで転がって行っちゃったんだけど。一応部品は拾っておいたよ」


戦艦の時代はとっくの昔に終わっております、大艦巨砲主義は敗北しております、えぇわかっておりましたとも、だから今更ボクは悲しんだりはしないさ・・・・゚・(ノД`)・゚・。
Posted at 00:00 in 日記 | WriteBacks (4) | Edit

Edit this entry...

wikieditish message: Ready to edit this entry.