Jan 05, 2005

フィギュア萌え族(仮)の遠吠え

奈良の誘拐殺人事件に端を発した大谷昭宏氏の発言が止まりません(;´Д`)

前回の発言の時には、『フィギュア萌え族(仮)』という、愉快なネーミングが面白かったので笑って流していたのですが、犯人が逮捕されて、犯人がただの典型的なロリペドだったことが判明した後になってすら、未だに電波を垂れ流しているので、いい加減マジにむかついてきましたよ。

本当は、長々と私の意見をいっぱい書こうと思って、職場で(コラコラ!)けっこうな量のテキスト書いたんですが、あまりにも量が膨大になってしまった上に、全然面白くない文章になってしまったので日記に書くのはやめました(笑)

まぁその辺に関しては、あちこちのサイトやblogで言及されていますし、大谷関連のまとめサイトなんかもあるので、そちらへでも。

とはいえ、何も言わないのも悔しいので、ちょっと愚痴というか毒吐きというか、大谷発言だけに限定して若干のツッコミを。
(こんなところに書いても、当然ながら大谷氏の目には触れるわけないのですが、まぁ私のストレス解消というかなんというかそんな感じで)


11月23日の発言から・・・

>要は若者たちが生身の人間ではなく、パソコンの中に出てくる美少女たちとだけ架空の恋愛をして行くというのだ。
>そこにある特徴は人間の対話と感情をまったく拒絶しているということである。


「萌え」という言葉に対して、何を勘違いしたのかこのようなあきらかに間違った解釈をして、『そこにある特徴は~である。』と理解しきったように文章書いてますよ?


>もちろんまだ犯人像が絞れないいまの段階で、今度の事件の犯人を直接、この萌え現象と結びつけることはできない。
>ただ、解剖結果から誘拐直後に殺害しているということは、犯人は一刻も早く少女をモノを言わないフィギュアにしたかったことは間違いない。


『犯人像が絞れないいまの段階で』とか言いながら、直後に『間違いない』と断定してますよ?


>少女を水死させることで無傷の状態でフィギュア化し、思いのまま傷つけるのは、自分でなければ気がすまなかったはずなのだ。

『一刻も早く少女をモノを言わないフィギュアに』の文と共に、とにかく犯人の目的を「少女のフィギュア化」として書いていますが、犯人は「いたずらしようとしたら暴れられたので仕方なく首を絞めた」自供しているようですよ?

この文章だけでもツッコミどころがたくさんある上に、犯人像が全く的はずれだったわけですが、1月4日にアップされた文章ではなんと・・・


>ほら、言った通りだ、と言いたいのではない。

イヤ、言った通りだも何も、あなたの指摘していた犯人像って全く当たってませんから(;´Д`)

しかも、その後も続く面白発言の数々・・・


>実際に大阪の日本橋など、マニアが集う場所も取材してみたし、インターネット上でのやり取りも見せてもらった。

と、自信満々に自分の取材活動を語っておりますが、その前の文章で、

>近ごろ特に目につくいわゆるフィギュアマニアや萌え族と言われる一部の人たち

・・・って、ちょっとでもちゃんと取材したのなら、少なくとも「萌え族」なんて言葉はありえないと判るかと思うのですが?
取材って言いながら、日本橋のエロゲショップをちょっと覗いただけだったり、インターネット上のやりとりとか言うのも、「犯行予告が!」等と話題になった2ちゃんねるのCCさくら板あたりをちょっと読んだ程度なんだろうなぁ・・・と(;´Д`)


>だけど世の中にはさまざまな人がいる。
>みんながみんな、きちんと境界を設けられるものではない。
そうである以上、なんらかの歯止めをかけることが必要なのではないか。
>もし、欧米であのような劇画や動画を流したとしたら、厳しい懲役が待っている。


まぁ、言いたいことは判るし、何らかの歯止めというのも理解出来ます。
・・・が、日本より規制が厳しいという欧米を例に出していますが、大谷氏はその欧米での性犯罪率の高さ知った上でのその発言なのでしょうか?


>社会がそんな被害を未然に防ぐために努力するのは、いわば当然のことではないのか。

社会が努力するのが当然というのでしたら、犯人は新聞配達中に少女に声をかけたりしていたわけですから、社会の当然の努力として犯罪を未然に防ぐために新聞の配達は全面禁止にしないとダメですねよ?


>それでも彼らは人の趣味趣向に言いがかりをつけるなと言い張るのだろうか。
>警告を発する者には一方的に質問状を送りつけるのだろうか。


それでも大谷氏は自分の発言に言いがかりを付けるなと言い張るのだろうか。
氏に対して意見を呈している者には一方的な自論ばかりの記事を書くのだろうか。


>利己と、自己しか彼らの目には映らないようになっているとしか私には思えない。

まぁここは、お約束ですが・・・オマエモナー!

・・・と、後これは知人が突っ込んでいたことなのですが、

>それでも彼らは人の趣味趣向に言いがかりをつけるなと言い張るのだろうか。

『趣味趣向』ではなくて、『趣味嗜好』なのではないでしょうか?(笑)
物書きのプロであるジャーナリストがこれでは・・・(;´Д`)
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